また気温の下がった週末
この間久しぶりに山より下りたら
菜の花が満開に咲いてました
まだかなまだかなと待ち遠しい春
この方の名前は木を扱う方なら
一度は聞いたことあるかなと思います
自分もジャンルは違えど耳にはしたことある方
最後の宮大工と呼ばれた
常連の方より読んでみてと渡された本
ようやく読み終わりました!
まず目次を見て気になった
第5章から読みはじめ
技術はあっても数字にもっていかれる気持ち
常に葛藤ですね
右端から読みずらいですが
いろんな経験をさせられてきたからこの判断ができて
経験が後々の事につながり
他の考え方、相手の立場・年齢関係なく理解できる
そんなことも見越して育てられた環境は
この世界独特なのか
それとも以前は日本全体がそういう考えで
人を育てる国だったのか
ここでもやっぱり数字に
大切な考え方ですね
今の学問は信用しません 笑
この本で宮大工という生き方は想像してた以上で
なぜこの方が最後といわれるのが理解できました
そしていい時代にピークを迎えられ生きられた方だったんだと
考え方は人それぞれですが
1000→25年
1200→二百年
自然に寄り添う
考え方と本質
話は少し師匠の話になりますが
修業時代に、なぜ先生は自分の作品に
サインをしないのですか?と聞いたときの答えが
「サイン(ブランド名など)を見て選んでもらうのはどうかな?
品定めする基準になるかもしれないけど
本当はサインがなくてもいいモノは使った人が
これは誰が作ったのか探してもらえるようなモノをつくれないとね」
そう言われたときの言葉が
すごく身に染みたのを思い出して
この和釘を見て(はずかしながら初めて)
以前、日本人は物に命を入れることができる民族と聞いた記憶が
表面によくみると「大和国~」文字が刻まれてる
そんな思いや、自然に寄り添い、素材を生かす技術で作られれば
千三百年
自分のモノづくりにもその気持ちを溶け込ませて
千三百年後とはいいませんが
後世の人がネットで調べて
あのコストコスト言ってモノ作りされてた時代に
頑張って作ってたろうねって感じてもらえる
モノを作っていかないとと
心の隅に
あーめんどくさい感想になってしまいました 笑
お付き合いありがとうございました!
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