きどり

久しぶりに潤う

新緑の葉っぱによく似合い

この季節の雨は唯一いいなと感じてしまいます

でも、今日は暖房入れるほど寒いです...

持って帰ってきた材料も

ストーブを片付けていなかったら入らなかった

いろいろあって本来の予定より材料入荷が遅れ

実はこのタイミングがちょうどよかったのかも

1ヵ月早ければ

まだ寒くてストーブも片付けられず

材料置き場にも困っていたと思うと

ここからがまた時間がかかる木取り

こんなに材料があれば

大きな材からビシバシ取ってしまえば早くて楽でいいのですが

そこは大切に木取り

薪になる部分は最小限に

だからこんな端っことも睨めっこ

あ~時間がかかる

割れ(ヒビ)、色が入っている部分がどこまでか

慎重に考え、必要な厚み長さ

表を見ては裏

裏を見ては表と確認

ここで厄介なのは虫食いの多い材

こればかりはなかなか経験では

虫の気持ちになれればいいが

何処を食べて行っているか

色んな方向へ行ってしまっているので

ここまでだろうと思っていても

裏切られることが多い

これは上の写真の反対側

木の中心部分の面

挽きものように取ってますが

サイドは皮と厚みも落ちているので

中心部分の厚みの確保優先で

耳をおとし

すわりをとって

再度製材

右側、皮つきはここまで

中まで割れてる

予想よりも深くまで割れが

しかも、外見より中の方が激しく割れてる

読むのは難しいですが

これも積み重ね

もっと難しいのは

この真ん中にうっすらある節のあと

わかりますか?

 

→のところの

二枚に割ると

この通り

内部割れ

こんなのが挽きものしてて出てくることも当たり前

なので木取りは時間がかかります

でもこんな感じで怪しいと思って

慎重に木取ってても

なりすましのよなものもあり

割っても何もない個体もあります

こんな感じで

きわどいところをまずはカット

それぞれ再度、製材

可能な限り無駄にならないように

必要な厚みに

綺麗な材

ここまでしても

減ったかわからないですね(笑)